【市況】東京株式(前引け)=大幅反発、米株高受け8割の銘柄が上昇
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートよりきょう前場の東京株式市場は、主力株を中心に買い戻しが優勢となった。前週末に日経平均が1100円あまりの急落となった反動もあってリバウンドに転じている。前週末の米国株市場でNYダウが600ドル強の上昇をみせたほか、ハイテク株への買いが目立ち、ナスダック総合株価指数は上昇率でダウを上回った。これを受け、東京市場でも投資家のセンチメントが改善し、リスクを取る動きにつながった。ただ、ウクライナ情勢など地政学リスクが警戒されるほか、足もとで為替が再び円高方向に押し戻されていることもあり、買い一巡後は3万7000円台半ばでもみ合う動きとなっている。なお、個別株は値上がり銘柄数が8割以上を占めるなど上昇している株が圧倒的に多い。
個別ではフジクラ<5803>が売買代金首位となり株価も堅調。三菱重工業<7011>が活況高となったほか、IHI<7013>、川崎重工業<7012>など防衛関連が高い。ディスコ<6146>も買いが優勢だった。リクルートホールディングス<6098>の上げ足も目立つ。トナミホールディングス<9070>が急騰、イオンモール<8905>も商いを伴い急騰した。半面、ディー・エヌ・エー<2432>が大幅安となり、レーザーテック<6920>も冴えない。任天堂<7974>が軟調、オリエンタルランド<4661>も売りに押された。大平洋金属<5541>も大きく値を下げた。
出所:MINKABU PRESS

米株










