【材料】ラムリサーチが決算受け上昇 予想上回る見通しを示す=米国株個別
(NY時間10:34)(日本時間00:34)
ラムリサーチ<LRCX> 79.84(+4.69 +6.24%)
半導体製造装置のラムリサーチ<LRCX>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を上回ったほか、第1四半期についても、予想を上回る1株利益と売上高の見通しを示している。
アナリストは、NAND層技術のアップグレード、DRAMの稼働率、先進パッケージングと高帯域幅メモリ(HBM)の継続的な成長、先進ロジックおよびファウンドリ顧客の技術転換に牽引され、第3四半期の見通しが堅調である点を強調。
「市場よりも速いペースでの成長に対する同社の自信も指摘し、これは複数年に渡るNANDのアップグレード・サイクルの序盤にあることが要因の1つであると考えている」とも述べた。
同社はウェハー製造装置(WFE)業界の成長が5%増になると予測しているが、これは保守的な数字である可能性と同時に、中国での支出減少、インテル<INTC>の設備投資削減、NAND削減による業界成長の停滞および減少という市場の懸念よりは高い数字だとも述べている。
(10-12月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.91ドル(予想:0.88ドル)
・売上高:43.8億ドル 16%増(予想:43.0億ドル)
システム:26.3億ドル(予想:26.0億ドル)
カスタマーサポート・その他:17.5億ドル(予想:17.2億ドル)
・粗利益率(調整後):47.5%(予想:47.1%)
・営業利益率(調整後):30.7%(予想:30.1%)
(1-3月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.90~1.10ドル(予想:0.88ドル)
・売上高:43.5~49.5億ドル(予想:43.3億ドル)
・粗利益率(調整後):47~49%(予想:47.1%)
・営業利益率(調整後):31~33%(予想:29.9%)
【企業概要】
大手半導体メモリーメーカー・ファウンドリーメーカー・集積デバイスメーカー向けに、半導体ウェーハ製造装置を設計・製造する。従来のワイヤーボンディングに代わる後工程のウェーハレベルパッケージング(WLP)にも取り組み、機器の運用効率アップの為の製品・サービスも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ラムリサーチ<LRCX> 79.84(+4.69 +6.24%)
半導体製造装置のラムリサーチ<LRCX>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を上回ったほか、第1四半期についても、予想を上回る1株利益と売上高の見通しを示している。
アナリストは、NAND層技術のアップグレード、DRAMの稼働率、先進パッケージングと高帯域幅メモリ(HBM)の継続的な成長、先進ロジックおよびファウンドリ顧客の技術転換に牽引され、第3四半期の見通しが堅調である点を強調。
「市場よりも速いペースでの成長に対する同社の自信も指摘し、これは複数年に渡るNANDのアップグレード・サイクルの序盤にあることが要因の1つであると考えている」とも述べた。
同社はウェハー製造装置(WFE)業界の成長が5%増になると予測しているが、これは保守的な数字である可能性と同時に、中国での支出減少、インテル<INTC>の設備投資削減、NAND削減による業界成長の停滞および減少という市場の懸念よりは高い数字だとも述べている。
(10-12月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.91ドル(予想:0.88ドル)
・売上高:43.8億ドル 16%増(予想:43.0億ドル)
システム:26.3億ドル(予想:26.0億ドル)
カスタマーサポート・その他:17.5億ドル(予想:17.2億ドル)
・粗利益率(調整後):47.5%(予想:47.1%)
・営業利益率(調整後):30.7%(予想:30.1%)
(1-3月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.90~1.10ドル(予想:0.88ドル)
・売上高:43.5~49.5億ドル(予想:43.3億ドル)
・粗利益率(調整後):47~49%(予想:47.1%)
・営業利益率(調整後):31~33%(予想:29.9%)
【企業概要】
大手半導体メモリーメーカー・ファウンドリーメーカー・集積デバイスメーカー向けに、半導体ウェーハ製造装置を設計・製造する。従来のワイヤーボンディングに代わる後工程のウェーハレベルパッケージング(WLP)にも取り組み、機器の運用効率アップの為の製品・サービスも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース