【市況】日経平均は549円安、寄り後はもみ合い
日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均は549円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が上昇したことも株価を抑える要因となった。さらに、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=154円50銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円20銭ほど円安・ドル高水準に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、日経平均は昨日までの4日続落で700円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ