【市況】FRB、利下げを決定後に来年は新常態に向けて慎重に歩みを進める
このあと日本時間19日午前4時に今年最後のFOMCの結果が公表される。市場では0.25%ポイントの利下げを確実視しているが、来年に関しては利下げを一旦停止した後、インフレの落ち着きを確認して、緩やかなペースで再度利下げを実施して行くとの見方が多くなっている。
そのような中、FRBは2025年後半にかけて金利を徐々に引き下げ、新常態である3.25%付近に落ち着かせるのではとの見方も一部から出ている。このところの米雇用指標やインフレ指標から、早急の利下げの根拠が弱まりつつあり、今後はより慎重な対応が求められる公算が大きいという。
FRBの全体的な戦略は、抑制的な水準からより正常な水準へと金利を引き下げ、持続的な景気拡大を支えることだが、捉えどころのない中立金利水準に、慎重に歩みを進めるのではと述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
そのような中、FRBは2025年後半にかけて金利を徐々に引き下げ、新常態である3.25%付近に落ち着かせるのではとの見方も一部から出ている。このところの米雇用指標やインフレ指標から、早急の利下げの根拠が弱まりつつあり、今後はより慎重な対応が求められる公算が大きいという。
FRBの全体的な戦略は、抑制的な水準からより正常な水準へと金利を引き下げ、持続的な景気拡大を支えることだが、捉えどころのない中立金利水準に、慎重に歩みを進めるのではと述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美