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【注目】イスラエルがベイルート空爆 停戦巡る採決控え

 イスラエルは本日、レバノンの首都ベイルートで激しい空爆を開始するとともに、同国南部に進軍したことを明らかにした。イスラエルの安全保障内閣は間もなく、レバノンのヒズボラとの停戦案を巡る採決を実施する。

 イスラエル軍はレバノン南部のリタニ川に到達したと発表した。イスラエルはヒズボラに対し、この川より北に部隊を撤退させるよう要求している。

 ベイルート中心部では激しい爆発音が響いた。イスラエル軍によると、ベイルート南部のヒズボラ拠点を標的に少なくとも18回の攻撃を実行。これに先立ち、レバノン南部でもヒズボラを標的に30回の攻撃を行ったと発表していた。

 レバノン保健省によると、ベイルート中心部への攻撃で少なくとも1人が死亡し、10人が負傷した。

 イスラエルは停戦合意が目前に迫る中、攻勢を強めた。同国政府は本日遅く、米国が仲介した停戦案を承認する見通し。レバノン政府も停戦案を支持する姿勢を示しており、27日に採決を行うと見られる。

株探ニュース

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