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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:レジルは大幅続伸、アジャイルが大幅反発

フロンテオ <日足> 「株探」多機能チャートより

<2158> FRONTEO 604 +4
反発。同社は本日、サンワード証券に監査AI リューション「KIBIT Eye」の導入が決定したと発表した。「KIBIT Eye」は、メールやチャット、通話音声をテキスト化したデータなどのさまざまなコミュニケーションツールで交わされる情報を解析することにより、企業の法令・コンプライアンスや各種規制への対応などを支援する監査AIソリューション。本導入により、サンワード証券の音声テキスト化システムと連携した監査業務システムを構築し、同社の通話音声監査業務の高度化・効率化を実現していくようだ。

<165A> SBIレオス 184 +5
一時大幅高。オンラインアカデミープラットフォームの運営企画を行うスコラと業務提携すると発表しており、買い手掛かり材料となっているようだ。業務提携に伴い、オンライン上での金融・経済・投資に関する教育事業を行う合弁会社フィナップを設立した。出資比率はSBIレオス51%、スコラ49%。一人々々のニーズに合ったカリキュラムを提供することで、ファイナンシャル・インクルージョンの達成に資することを目指す。

<6573> アジャイル 106 +8
大幅反発。旅行業を営むインプレストラベルを子会社化し、新たな事業として旅行業を開始すると発表している。アジャイルはこれまで、マーケティングコミュニケーション施策のひとつとして「ファンを集めた小規模の体験ツアー企画の支援」を手掛けており、今後、ファンマーケティング施策としての旅行商品の企画開発運営が可能となる。株価は前週末に大幅安となったこともあり、買いが活発となっている。

<176A> レジル 2078 +133
大幅続伸。同社は本日、サンケイビル・アセットマネジメントが運用するオフィスビルに「再エネRE100メニュー」の供給を開始すると発表した。トラッキング付き FIT非化石証書を活用し、実質的にRE100の要件を満たす電力を供給するものとなる。今回の取り組みで、サンケイリアルエステート投資法人のScope2および Scope3(サプライチェーンにおける間接的な温室効果ガス)排出量削減を図り、ESGの取り組みを強化することで同投資法人の価値向上に貢献していく。

<5027> AnyMind 1169 +31
反発。同社は本日、韓国コスメブランド「FORENCOS」のベトナム市場におけるEC販売支援開始を発表した。FORENCOSは1988年に誕生した創業36年の韓国のビューティーコスメティックブランド。今年5月からFORENCOS社にグローバルECソリューションを提供し、本国内でのECモール内の販促やインフルエンサーマーケティングなどの包括的支援を行っていた。今回、ベトナム市場でのサポートも実施することになったようだ。ベトナムは若い世代が多く、可処分所得が増加して消費活動も活発化しているようで、特に美容と個人ケアへの関心が高まりコスメへの支出が増加しているという。

<4014> カラダノート 550 +17
大幅続伸。同社は本日、オープンハウスグループ<3288>との業務提携を発表した。ユーザーの年齢層とオープンハウスグループの子育て世帯向け商品開発や顧客層が一致しているため、今回の業務提携に至ったようだ。提携を通じて、子育て世帯に寄り添った住宅購入のサポートを強化し、住宅に関する意思決定を促進していく。カラダノートは中計で、金融・住宅関連事業を軸とした「顧客あたり LTV の拡大」を成長戦略として掲げ、事業の拡充および提案商材の強化に取り組んでいる。
《ST》

 提供:フィスコ

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