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【市況】アジア株 インド株大幅続伸、モディ首相率いるインド人民党がマハラシュトラ州で圧倒的勝利

アジア株 インド株大幅続伸、モディ首相率いるインド人民党がマハラシュトラ州で圧倒的勝利

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   19124.03(-105.94 -0.55%)
中国上海総合指数  3255.39(-11.80 -0.36%)
台湾加権指数     23005.58(+101.26 +0.44%)
韓国総合株価指数  2534.71(+33.47 +1.34%)
豪ASX200指数    8429.80(+35.95 +0.43%)
インドSENSEX30種  80264.94(+1147.83 +1.45%)

アジア株は高安まちまち。台湾、韓国、豪州、インドは上昇。米株先物の上昇を好感した買いが続いている。

トランプ氏は次期財務長官にベッセント氏を起用すると発表した。ベッセント氏は他の候補者達よりもハト派とされており、変革よりも市場の安定を重視する姿勢との見方。ベッセント氏はインフレを加速させるとして、トランプ氏の極端な関税引き上げ政策に消極的な姿勢を示している。時間外でダウは260ドル近く上昇、米債券価格も上昇しており利回りは大幅に低下している。

豪州株は史上最高値をつけている。豪州では27日に10月消費者物価指数が発表される。前回から伸びが加速することが予想されており、強い内容とれば豪中銀の利下げ期待が一段と低下する。ただ、金融政策よりも米中問題の方が気がかり。ベッセント氏が比較的ハト派との見方から米中貿易摩擦激化に対する懸念がやや後退していることは豪州市場にはポジティブだ。

一方、上海株と香港株は続落。投資家はさらなる支援策を待っている。間髪入れずに追加支援策を打ち出さなければ中国不動産市場は長引く不況から脱却できないだろう。中国大手ハイテク企業決算が総じて期待外れの内容となったこともあり、投資家心理が悪化している。先週末に発表されたバイドゥの四半期決算の売上高は前年同期比3%減と、ここ2年以上で最大の落ち込みとなった。また、中国当局がネット上の不正かつ順守に反する様々な行為を取り締まる方針を示したことも懸念されている。

インド株は大幅続伸、モディ首相率いるインド人民党(BJP)が最も裕福な州であるマハラシュトラ州で圧倒的な勝利を収めたことが好感されており、自動車や銀行、IT関連など幅広い銘柄が上昇している。アダニグループ関連も上昇している。

米当局はアダニグループ創業者のアダニ氏と甥に賄賂疑惑について説明を求める文書を送った。21日以内に回答が得られない場合、欠席裁判の手続きに入るという。

出所:MINKABU PRESS

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