【注目】本日は比較的利下げを許容する発言も
前日のパウエルFRB議長の講演を受けて、市場はFRBの利下げ期待を後退させている。短期金融市場では12月FOMCの利下げの確率を五分五分まで戻している。一部からは、FRBは年内で一旦利下げを停止し、来年は様子を見るとの見方も出ているようだ、
ただ、本日のFOMC委員からの発言は比較的利下げ継続を容認している印象もある。グールズビー・シカゴ連銀総裁とコリンズ・ボストン連銀総裁の発言が伝わっていたが、シカゴ連銀総裁は、利下げを急がないパウエル議長の見解に同意したうえで、インフレが2%目標に向けて減速を続ける限り、金利は向こう1年-1年半で大幅に低下するとの見方も示していた。一方、ボストン連銀総裁は「新たに物価上昇の圧力が高まった証拠はなく、12月利下げの選択肢が消えたわけではない」と述べていた。
いずれにしろ、以前ほど利下げに意識を傾けておらず、データ次第の中立スタンスではあるようだ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ただ、本日のFOMC委員からの発言は比較的利下げ継続を容認している印象もある。グールズビー・シカゴ連銀総裁とコリンズ・ボストン連銀総裁の発言が伝わっていたが、シカゴ連銀総裁は、利下げを急がないパウエル議長の見解に同意したうえで、インフレが2%目標に向けて減速を続ける限り、金利は向こう1年-1年半で大幅に低下するとの見方も示していた。一方、ボストン連銀総裁は「新たに物価上昇の圧力が高まった証拠はなく、12月利下げの選択肢が消えたわけではない」と述べていた。
いずれにしろ、以前ほど利下げに意識を傾けておらず、データ次第の中立スタンスではあるようだ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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