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【注目】ストラテジスト、今回の米決算は期待外れ感が強い

 米企業決算シーズンも半ばを過ぎたが、全体的に今回の決算は期待外れに感じられ、各社は不確実性の高まりをアピールしたとの評価がストラテジストから出ている。業績へのセンチメントはネガティブで、上方修正の割合は43%に留まり、上方修正よりも下方修正の割合の方が高いという。

 S&P500企業の72%が予想を上回る1株利益を計上しているが、これは第2四半期の80%からは低下している。同様の傾向はラッセル2000にも見られる。

 ストラテジストは、大統領選挙の不確実性と継続する高金利圧力が引き続き、企業業績の重要な焦点であるとしている。ワシントンの勢力図に関係なく株価は上昇する傾向にはあるが、どのような結果にも備えるよう投資家に促すとしている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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