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【材料】マステックが決算受け上昇 1株利益が予想上回る=米国株個別

(NY時間10:35)(日本時間23:35)
マステック<MTZ> 134.29(+11.40 +9.28%)

 公益サービスのマステック<MTZ>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回った。ガイダンスでも第4四半期の1株利益は予想を上回る見通しを示したほか、通期の1株利益も上方修正している。

 マスCEOは「予想を上回る利益拡大、そして優れた業績の達成に満足している。今回もまた、複数のセグメントで記録的な受注残と予約件数を達成できたことは、われわれの多角的なビジネスモデルの強さを示すとともに、2025年以降のわれわれの業績を牽引する仕事がよく見えるようになった」と述べた。

(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.63ドル(予想:1.23ドル)
・売上高:32.5億ドル(0.2%減)(予想:34.3億ドル)
  ・クリーン・エネルギーおよびインフラ:11.4億ドル(予想:13億ドル)
  ・通信:9.27億ドル(予想:9.56億ドル)
  ・石油・ガス:4.98億ドル(予想:5.25億ドル)
  ・電力供給:7.13億ドル(予想:6.47億ドル)
・EBITDA(調整後):3.06億ドル(予想:2.93億ドル)
・受注残:138.6億ドル(予想:132.3億ドル)

(10-12月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.29ドル(予想:0.93ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後)予想:3.75ドル(従来:3.03ドル)(予想:3.04ドル)
・売上高:122.3億ドル(従来:125億ドル)(予想:124億ドル)
・EBITDA(調整後):9.9億ドル(従来:9.75億ドル)(予想:9.73億ドル)

【企業概要】
 主に北米の通信・エネルギー・公益事業など幅広い産業分野向けに、インフラの構築・設置・保守・改修を行う。送配電・無線・有線・光ファイバー・顧客対応などの電力供給サービス、クリーンエネルギーや再生可能エネルギーによる発電、天然ガスや配電などのパイプラインインフラ、土木、産業インフラなどを手掛ける。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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