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【経済】米中古住宅販売成約、約4年ぶりの大幅上昇 金利低下などが奏功

 9月の米中古住宅販売成約指数は前月比で7.4%上昇し、予想を大きく上回った。約4年ぶりの大幅上昇。夏の終わりごろに住宅ローン金利が低下したほか、売りに出された物件が増えたことも寄与した。ただ、住宅ローン金利の低下を待ち望む購入希望者も多いことから、過去のデータからは指数はなお低水準に留まっている。

 発表元の全米不動産業者協会(NAR)は「夏終盤に住宅ローン金利が低下し、在庫も増えたため、成約件数は全地域で増加した」と指摘。「引き続き雇用が増え、在庫水準が上昇し、住宅ローン金利が安定すれば、さらなる増加が見込まれる」と続けた。

 なお、この指標は引き渡し時点の統計である中古住宅販売件数の先行指標として位置づけられている。成約から引き渡しまで1-2カ月程度と言われている。


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