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【通貨】外為サマリー:153円40銭台に上伸、衆院選の結果を受け円売り優勢

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=153円47銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円50銭強のドル高・円安となっている。

 25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円31銭前後と前日に比べて50銭弱のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された米経済指標で景気の底堅さが示されたことから一時152円38銭まで上伸した。

 この日の東京市場は、27日投開票の衆院選の結果を受けてドル買い・円売りが優勢。自民・公明両党が大敗して与党で過半数割れとなり、政治情勢が不安定化するとの見方から円が売られやすくなっている。また、日経平均株価が朝安後に切り返したことからリスク回避の円買いが縮小していることもあり、ドル円相場は午前9時50分過ぎに153円40銭台に乗せた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0794ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=165円65銭前後と同1円20銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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