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【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:リバウンドのタイミングを探る展開か

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は、売られ過ぎ感の強さから、リバウンドのタイミングを探る展開となりそうだ。先週末の米国市場のダウ平均は259.96ドル安の42,114.40ドル、ナスダックは103.12pt高の18,518.60ptで取引を終了した。ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回りソフトランディング期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、ダウはマクドナルド(MCD)の下落や長期金利上昇を警戒した売りに下落に転じ、終盤にかけて下げ幅を拡大した。一方、ナスダックは来週の主要ハイテク企業の決算に期待した買いに終日堅調に推移した。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、リバウンドのタイミングを探る展開となりそうだ。日足のRSIやストキャスティクスといったオシレーター系指標が軒並み「売られ過ぎ」を示唆しており、テクニカルでは買いタイミングが近い。一方、週末の総選挙において与党の議席数が215と、選挙前から73議席減らし過半数割れとなった。概ね事前予想に沿った内容となっており、じり安基調の続いた新興市場の潮目が変わるか注目される。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt安の573ptで終えている。上値のメドは590pt、下値のメドは555tとする。
《SK》

 提供:フィスコ

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