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【材料】テスラが決算受け時間外で8%上昇 1株利益が予想上回る 今年の納車台数は微増を予想=米国株個別

(NY時間16:51)(日本時間05:51)時間外
テスラ<TSLA> 231.78(+18.13 +8.49%)

 テスラ<TSLA>が時間外で上昇。引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益が予想を上回った。フリーキャッシュフロー(FCF)、自動車粗利益率も予想を上回っている。一方、設備投資が予想を上回った。電気自動車(EV)に対する需要の回復を反映させ、今年の納車台数は微増を予想しており、新車計画も引き続き順調だとしている。上海のメガファクトリーも引き続き順調だとした。

 同社は、2025年前半から手頃価格のモデルの生産を開始する計画を改めて表明。来年は2023年の生産台数の50%増を見込んでいると述べた。同社は好調な第3四半期に続き、第4四半期も好調な納車を見込んでおり、通年でもより多くの納車台数を見込んでいるとしている。

 声明では「マクロ情勢は低迷が続いているにもかかわらず、今年の納車台数は僅かながら増加すると予想している」と述べた。

(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.72ドル(予想:0.60ドル)
・売上高:251.8億ドル(予想:254.3億ドル)
・自動車粗利益率:19.8%(予想:16.8%)
・営業利益:27.2億ドル(予想:19.6億ドル)
・FCF:27.4億ドル(予想:16.1億ドル)
・設備投資:35.1億ドル(予想:25.6億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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