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【材料】マクドナルドが下落 腸管出血性大腸菌感染に関連とCDCが発表=米国株個別

(NY時間09:34)(日本時間22:34)
マクドナルド<MCD> 295.08(-19.61 -6.23%)

 マクドナルド<MCD>が下落しておりダウ平均を圧迫。米疾病対策センター(CDC)が、コロラド州やネブラスカ州を中心に同国西部で発生した腸管出血性大腸菌の集団感染にマクドナルドの「クォーターパウンダー」が関連していると発表した。49人が体調不良を訴え、1人が死亡したという。

 CDCによると、10人が入院しており、小血管を損傷し致命的な血栓を引き起こす溶血性尿毒症症候群の合併症を患う子供1人も含まれている。

 全員が体調不良の症状が出る前にマクドナルドで食事をしたと報告しており、具体的には「クォーターパウンダー」を食べたと話しているという。

 マクドナルドは、集団食中毒の発生を抑制すべく迅速かつ断固とした措置を講じていると発表。感染が発生した地域にある店舗でクォーターパウンダーの提供を中止し、サプライチェーンから、原因と見られるスライスオニオンを排除するよう地域の全店舗に指示した。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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