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【経済】米新規失業保険申請件数、向こう数週間は数字が大きく振れやすい

 この日発表の米新規失業保険申請件数は24.1万人に減少し予想も下回っていた。前回はハリケーン「ヘリーン」の被害を受けた南東部での申請が急増していたが、今回はその反動減が出た模様。また、ミシガン州も2022年2月以来の大幅減となったことも要因。同州では製造業のレイオフが響き、それまでの2週間に大きく増加していた。今回はその反動減が出たようだ。

 エコノミストからは、ハリケーンの影響で向こう数週間は数字が振れやすくなる可能性があるとの指摘が出ている。ヘリーンの2週間後に南東部を襲ったハリケーン「ミルトン」の被害で多くの労働者が就労できなくなったほか、失業保険の申請もできなかったことが想定されるという。ただ、これらはいずれ落ち着くと思われるとも述べた。

*米新規失業保険申請件数(10月12日週)21:30
結果 24.1万人
予想 25.7万人 前回 26.0万人(25.8万人から修正)

*失業保険継続需給者数(10月5日週)21:30
結果 186.7万人
予想 186.4万人 前回 185.8万人(186.1万人から修正)

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