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【市況】株価指数先物【昼】 前日同様に買い一巡後は膠着感が強まる


 日経225先物は11時30分時点、前日比110円高の3万9400円(+0.27%)前後で推移。寄り付きは3万9690円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9665円)を上回り、買い先行で始まった。ただし、寄り付き直後に付けた3万9700円を高値に持ち高調整の動きが優勢となり、中盤にかけては3万9500円を挟んだ狭いレンジで推移。終盤にかけてレンジを下放れる形となり、一時3万9380円まで軟化した。

 日経225先物は買い先行で始まったが、前日同様、買い一巡後は持ち高調整の動きから上げ幅を縮めた。もっとも、ナイトセッションで大きく変動をみせても、日中取引ではリバランス一巡後に膠着感が強まる状況が目立っており、9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあって、想定内の値動きであろう。前場終盤にかけて軟化しているが、短期的なリバランスは一巡していると考えられ、ランチタイムで底堅さがみられるようだと後場は押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 NT倍率は先物中心限月で14.52倍に上昇した。小動きであるが一時14.54倍までの切り上がりをみせた。若干ながら9月27日に付けた直近の戻り高値である14.51倍を上回って推移しており、明確に上放れてくるようだと、NTロングに振れやすくなりそうだ。もっとも、アドバンテスト <6857> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]は弱く、トレンドは出にくい。

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