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【経済】【クラファン・優待】“銚子発クラフトビール”で地域と日本を元気に! チョウシ・チアーズ、10月10日募集開始


 千葉県銚子市で「クラフトビール」による地域活性化を目指すチョウシ・チアーズ株式会社(銚子市)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは10月10日19時30分開始を予定しています。

・ 普通株式型
・ 目標募集額:700万円、上限募集額:3000万円
・ 事業会社/CVC出資実績あり
・ 2回目(1回目は1990万円調達)
・ エンジェル税制あり(優遇措置B)
・ 株主優待あり:同社オンラインショップで利用できるクーポン券
・ みなし時価総額:1億7787万円
・ 類似上場企業:サッポロホールディングス <2501> [東証P]、アサヒグループホールディングス <2502> [東証P]、キリンホールディングス <2503> [東証P]、日本食品化工 <2892> [東証S]、カクヤスグループ <7686> [東証S]
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算

銚子から日本、世界の「チョウシを良く」
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(※1)ベネンシア(シェリーなどをくむための特別な細長いひしゃく)を使って樽からワインをくみ出し、グラスに注ぐ優れた技術を持つ人

(出典:FUNDINNO)

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(出典:FUNDINNO)

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(出典:FUNDINNO)

 チョウシ・チアーズは、人と街を元気にして地方創生を図る「地域プロデュースカンパニー」として、千葉県銚子市を拠点にクラフトビールを用いた地域プロデュース事業を展開する企業です。

 副原料の自由度が高く、地元のさまざまな事業者とコラボしやすいクラフトビールの特性を生かして、銚子の特産物に合うビールの製造やビール列車、ビアフェスティバルなどのイベントを実施、銚子の"調子"をよくする「チョウシ・グッド」を目指しています。

 「World Beer Awards 2023」では、OEM製造の成田空港オリジナルビール「成田空港エール・セゾン」が金賞とカントリーウィナーを受賞。「Asia Beer Championship 2024」では「Amorphous Haze」「POP STAR(伊能忠次郎商店コラボ)」が受賞するなど高い評価を得ているそうです。

 「海外からも多くの引き合いを頂いており、銚子を起点として日本全国、そして、世界の『チョウシを良く』していければと考えています」(同社)

 同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。

【成長のための課題】
・ビールの品質担保
・海外進出のための準備

【解決方法】
・品質チェック機器の導入
・海外アンテナショップによるテストマーケティング
・リブランディングによる発信力強化



前回からの進捗

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(出典:FUNDINNO)

 前回募集時に準備中だった新醸造所が2023年5月にオープンし、現在は全ての生産を新醸造所で行っています(犬吠埼の旧醸造所はタップルーム兼販売所として営業中)。

 タンク容量が以前の約6倍の5900リットルに増加、一度に、より多くのビールの生産が可能となり、これまで生産量の都合で断っていた引き合いにも対応できているそうです。

 新しい醸造士が加わり、予定していた缶充填機の導入も完了。現在は瓶よりも流通コストの低い缶での提供がメインとなっています。低コストで全国へ届けることが可能になったため、自社ECサイトでの販売も開始し、売上を伸ばしているそうです。

 「成田空港エール・セゾン」を含むOEM生産の受託も伸長、毎月平均3、4社から発注があるといいます。OEM生産量は2倍以上の、月2000リットル超に。取扱店舗も広がっており、千葉県内を中心に100店舗以上でクラフトビールを取り扱っているそうです。

 ビアフェスティバルなど大きなイベントに出展し、認知度が上がったことで海外からの引き合いも増加。日本料理系の飲食店からの打診が多く、本格的な海外進出へ向けて、市場調査やテストマーケティングなどを進めているといいます。

 一方で、新醸造所オープンと缶充填機導入後、熟練不足により、缶製品の酸化トラブルや醸造の不備などが発生。タンクごと廃棄する事態も2度あり、5期目(2022年8月~2023年7月)の売上は計画を上回る約4460万円を達成したものの、6期目(2023年8月~2024年7月)は計画の約6700万円に届かない約5960万円となっています。

 「安定稼働までに約1年を費やしましたが、現在は新しい機器にも慣れて、順調に稼働しています。おかげさまで需要のお声は数多く頂いており、安定稼働以降は売上も順調に伸びているため、今期以降は計画通り推移する見込みです」(同社)

高まる「分散型社会」への注目を追い風に

 同社代表の故郷である千葉県銚子市の人口は昭和40年代の9万人超から、令和5年に約5.4万人まで減少。駅前商店街はシャッターが目立ち、犬吠埼や屏風ヶ浦などの観光地ですら廃業する飲食店や旅館が後を絶たないそうです。

 同社は銚子市を起点として日本全国、そして挑戦する全ての人を「チョウシ良く」、元気にすることをミッションに掲げています。柔軟な働き方が広がり、災害時のリスク分散の観点からも、分散型社会が注目される今こそ、活気をなくした地方に元気を取り戻す好機だと考えています。

 「各地域に眠る魅力や資源を活用し、自立した『チョウシの良い』地方都市を増やすことで、分散型社会による地域循環共生圏が実現するはずです。銚子市がその先駆けになれればと考えています」(同社)

市場の魅力・事業内容・ビジネスモデル・特徴

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(出典:FUNDINNO)

 同社によると、クラフトビール人気が拡大し、日本国内の醸造所数は851カ所に増加。背景に「好みの多様化」があり、大手メーカーもクラフトビール製造の取り組みを始めているそうです。

 米国ではビール市場におけるクラフトビールのシェアは約24.7%で(2023年時点)、46万人以上の雇用も創出(2022年時点)。日本でも成長が見込まれており、また、海外進出すれば、大きなマーケットにアプローチできると考えています。

 「銚子は成田空港に近いことから、急増しているインバウンドの獲得も見込んでおり、地元企業や自治体と連係した、街ぐるみの取り組みを計画しています」(同社)

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(出典:FUNDINNO)

 同社は、銚子の豊かな地域資産を生かしたクラフトビールにより、さまざまな地域プロデュース活動を行っています。

 クラフトビールは副原料の自由度が高く、フルーツや野菜など地域の名産物を入れることができるほか、スパイスやハーブを工夫して、有名観光地をイメージした独自の味わいのビールを作ることもできるそうです。

 名産品や観光スポットを介して、他業種とのコラボレーションも積極的に展開。これまで、地元ハーブ園との共同による「銚子灯台コーラ」の開発のほか、大型ショッピングモールや空港、寿司チェーンなどへの提供を行っています。

 クラフトビールの副産物であるモルト粕の活用にも取り組んでおり、発酵料理研究家や酪農家と連携し、モルト粕を使用したスイーツやシリアルバーの製造や、飼料への利用による牛の肉質改善を展開しています。

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(出典:FUNDINNO)

 現在は銚子市垣根町の新醸造所「銚子ビール藤兵衛醸造所」で全てのクラフトビール製造を行い、ノンアルコールの「銚子灯台コーラ」は外注しています。

 新醸造所には「チョウシグッド・ビールカフェ」を併設し、クラフトビールやビールに合う軽食、モルト粕を活用したコラボスイーツを提供。犬吠埼の旧醸造所もタップルーム兼販売所として営業中です。

 タンク容量が大幅に増えたことで大量生産が可能になり、自社商品・OEMともに販売量が伸びています。

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(出典:FUNDINNO)

 農業・漁業・畜産業・飲食業・鉄道業など、地元の産業をつなぐイベント(ビアフェスティバル、ビール列車企画)や地元アーティストとコラボしたビアラベルなど、クラフトビールを通じて地域の産業や人々をつなぎ、地域を盛り上げていきたい考えです。

 クラフトビールを通して得た認知やネットワーク、地域活性化ノウハウは銚子を元気にするために活用し、「犬吠」を冠したプロダクトの売上の一部は海を守るビーチクリーン活動などに寄付しています。

 「この思いに共感していただけたからこそ、多くの地元生産者や企業、販売店の皆様に協力していただけているのだと感じています」(同社)

今後の成長に向けて

(1)M&AによるExitを計画

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(出典:FUNDINNO)

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(出典:FUNDINNO)

(2)短期計画

 卸売販売・オンライン販売ともに販売体制を強化し、さらに売上を伸ばしていく計画です。取扱店舗の増加に向けて卸売業者と調整中で、AmazonやLINEギフトに出品できるECサービスの導入も検討しています。

 家庭用ビールサーバーでクラフトビールを楽しめるサービスは、2025年2月に提供を開始する予定です。ノンアル・ローアル商品の開発やビールカフェの多店舗展開など事業領域の拡大も計画しています。

 清涼飲料水製造の営業許可を取得すれば、「銚子灯台コーラ」などノンアル・ローアル商品を自社で製造できるようになるといい、アルコールが飲めない人・飲まない人に銚子の魅力を発信できるよう、幅を広げる計画です。

 飲食店の多店舗展開については、キッチンカーやスタンド形式での出店も検討しつつ、銚子ならではのカフェメニューの開発などを進めていくとしています。

 今年10月の海外イベント出展を経て、本格的な海外展開は2025年初頭を予定。年内に海外向けを意識したリブランディングを終え、年明けから、シンガポール・台湾へ向けた輸出を開始する予定です。

 「製品の輸出だけではなく、海外にフラッグシップ店やアンテナショップを開設することも視野に入れつつ、『チョウシ・グッド』を世界に広めていきたいと考えています」(同社)

(3)中長期計画

 月額制コミュニティ創設へ向けて、クラウドファンディングのリターンとして、期間限定のコミュニティを試験的に運用。自社の設備の一部を利用して、自分好みのビールを醸造できるコミュニティで、クラフトビールを身近に感じてもらうことを目的としています。

 今後も試験運用を重ねつつ、醸造体験や講習会などを通してメンバー同士がつながれる場を提供する予定。「最終的には、クラフトビールを軸にして、メンバーがそれぞれの地域で周辺ビジネスを盛り上げ、地方創生につなげていくことを目指しています」(同社)。

 また、今後も継続的に新製品を開発する予定で、3年後をめどにウイスキーなど蒸留酒の製造開始も検討。ウイスキーは長期の熟成期間が必要ですが、賞味期限がなく、長期的なスパンで地域に根付くプロダクトになると見込んでいます。

 「短期間で醸造できるクラフトビールと、長期間熟成させるウイスキー、この両輪で本当の意味で地域を資産化し、地に足のついた100年続くブランドを目指して前進を続けていきたいと考えています」(同社)

(4)2030年にビール販売量年間合計約15万リットルを計画

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(出典:FUNDINNO)

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・サッポロホールディングス <2501> [東証P]
・アサヒグループホールディングス <2502> [東証P]
・キリンホールディングス <2503> [東証P]
・日本食品化工 <2892> [東証S]
・カクヤスグループ <7686> [東証S]

株主優待

【基準日】
毎年11月末日

【優待内容】
同社オンラインショップで利用できるクーポン券を提供。5,000円分クーポン利用で6本セットを購入可能。

・1~130株保有:旬の銚子ビール5,000円分+商品5%オフクーポン
・131~390株保有:同5,000円分+商品10%オフクーポン
・391~650株保有:同5,000円分+商品20%オフクーポン
・651株以上保有: 同7,000円分+商品25%オフクーポン+同社主催イベント等へ招待

【申し込み方法】
・基準日経過後、IRでクーポン番号とイベントの詳細を案内する。同社商品を購入する際は、オンラインショップで商品を選択後、決済画面で同番号を入力する。

【注意事項】
・オンラインショップの都合上、配送料はクーポンが適用されない。5,000円分クーポンを利用して商品を購入した場合でも、配送料の負担は発生する。具体的な配送料はオンラインショップの注文画面で確認可能。
・1人、1年に1回限りの優待。
・優待内容は変更になる場合がある。

発行者・募集情報

■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
チョウシ・チアーズ株式会社
千葉県銚子市垣根町一丁目283番地
資本金:18,450,000円(2024年7月26日現在)
発行済株式総数:1,349株(同)
発行可能株式総数:1,000,000株
設立日:2018年8月21日
決算日:7月31日
※2024年10月15日を効力発生日として、1株を130株とする株式分割に伴う発行済株式総数の変更、また、デット・エクイティ・スワップに伴う発行済株式総数の変更を実施しており、効力発生日後に登記申請を実施。登記完了後の発行済株式総数は177,870株となる。

■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 田中快枝

■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 30,000株

■募集株式の払込金額
1株あたり 1,000円

■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額700万円を以下の目的に充てる予定。
設備投資(清涼飲料水製造機器) 584万円
手数料 115万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額2,300万円(目標募集額700万円と上限募集額3,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
設備投資(内装費/器具備品) 1,169万円
人件費 751万円
手数料 379万円

■投資金額のコース及び株数
100,000円コース(100株)
200,000円コース(200株)
300,000円コース(300株)
400,000円コース(400株)
500,000円コース(500株)
1,000,000円コース(1,000株)
2,000,000円コース(2,000株)
3,000,000円コース(3,000株)
4,000,000円コース(4,000株)
5,000,000円コース(5,000株)
10,000,000円コース(10,000株)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(500株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(10,000株)を上限とする。

■申込期間
2024年10月10日~10月22日

■目標募集額
7,000,000円(上限募集額 30,000,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は24,000,000円とする。

払込期日
2024年11月15日

■連絡先
チョウシ・チアーズ株式会社
電話番号:0479-21-3986
メールアドレス:info@choshicheers.com

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

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