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【材料】アナリストが消費者金融株の見直し発表=米国株個別

(NY時間11:19)(日本時間00:19)
アライ<ALLY> 35.39(+0.27 +0.77%)
アメックス<AXP> 274.65(-1.32 -0.48%)

 自動車ローンなど消費者金融のアライ・ファイナンシャル<>が上昇の一方、アメックス<AXP>が下落。アナリストが消費者金融株の見直しを発表し、アライについては投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を40ドルとした一方、アメックス<AXP>の投資判断を「中立」に引き下げた。

 消費者金融株は主に利益見通しの上方修正というよりも、マルチプルの拡大によって株価が上昇してきており、機動的に利益確定を実施すべきだと指摘している。ただ、アライについては、同社のCFOが借り手の信用悪化の深刻化を指摘した9月初旬以降、株価は約20%下落しており、値ごろ感が出ているという。

 アメックスについては、同社株は評価レンジの上限付近で推移しており、上振れ余地が限定的だとしている。

【企業概要】
*アライ
 主に米国において、デジタルバンク・自動車金融・保険事業を展開する。預金・住宅ローン・個人向け融資・クレジットカードなどのオンラインバンキングサービス、および証券仲介や投資顧問サービスを提供するほか、エクイティスポンサーや中堅企業向けコーポレートファイナンス事業も手掛ける。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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