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【市況】株価指数先物【昼】 買い一巡後はいったん持ち高調整とみられる動き


 日経225先物は11時30分時点、前日比310円高の3万8970円(+0.80%)前後で推移。寄り付きは3万9280円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9280円)にサヤ寄せする形で、買い先行で始まった。直後に付けた3万9340円を高値に利益確定に伴うロング解消の動きとなり、現物の寄り付き時には3万9070円まで上げ幅を縮めた。その後は3万9100円~3万9200円辺りでの保ち合いを継続。終盤にかけては利食いの動きから3万8940円まで上げ幅を縮めたが、3万9000円を挟んだ底堅さがみられている。

 日経225先物は買い一巡後は利食いに伴うロング解消の動きとなったが、9月2日に付けた戻り高値3万8950円近辺では底堅さが意識されそうだ。自民党総裁選投開票の結果を見極めたいところであるほか、週末要因もあって、いったん持ち高調整とみられる動きが優勢になりやすいだろう。また、朝方の強い値動きによって、配当再投資に伴う需給要因は一巡したと考えられる。そのため、2日の戻り高値水準が支持線に変わるなか、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 NT倍率は先物中心限月で14.43倍に上昇した。指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]が1社で日経平均株価を約105円押し上げており、相対的に日経平均型優位の展開となった。

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