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【市況】米消費者信頼感、ここ3年で最大の落ち込み幅 株安・ドル安の反応

*コンファレンスボード消費者信頼感指数(9月)23:00
結果 98.7
予想 103.9 前回 105.6(103.3から修正)

 日本時間23時に発表になった9月調査分の米消費者信頼感指数が98.7と予想を大きく下回ったことで、為替市場ではドル売りの反応が見られている。一方、株式市場もIT・ハイテク株中心にやや売りの反応が見られ、ナスダックは下げ幅を広げ動き。

 米消費者信頼感指数は、労働市場と広範な経済見通しに対する懸念から、ここ3年で最大の落ち込み幅を見せた。2021年8月以来の大幅減。今後6カ月先の見通しを示す先行指数も81.7まで低下したほか、現状指数も124.3まで低下した。

 ドル円は143円台半ばまで急速に下落しており、本日143.35円付近に来ている21日線を再びうかがう展開。ダウ平均は小幅高の一方、ナスダックはマイナス圏に低下している。

USD/JPY 143.67 EUR/USD 1.1155 GBP/USD 1.3395

NY株式24日(NY時間10:11)(日本時間23:11)
ダウ平均   42154.01(+29.36 +0.07%)
ナスダック   17947.59(-26.68 -0.15%)
CME日経平均先物 37840(大証終比:+20 +0.05%)

米国債利回り
2年債   3.567(-0.019)
10年債  3.768(+0.019)
30年債  4.122(+0.030)
期待インフレ率  2.176(+0.009)
※期待インフレ率は10年債で算出

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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