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【市況】アジア株 総じて堅調、中国と韓国市場は休場

東京時間17:27現在
香港ハンセン指数   17422.12(+53.03 +0.31%)
中国上海総合指数  2704.09(休場)
台湾加権指数     21850.08(+90.43 +0.42%)
韓国総合株価指数  2575.41(休場)
豪ASX200指数    8121.60(+21.65 +0.27%)
インドSENSEX30種  83030.88(+139.94 +0.17%)

 16日のアジア株は、小高く推移している。今週の米FOMCで50bpの大幅利下げ観測が優勢になっていることが、下支え。週末の中国経済指標は予想を下回る結果が相次いだが、当の中国市場があすまで中秋節の休場となることから、それほどネガティブな動きはでていない。上海市場は18日に取引を再開する。また、韓国市場も満月祭のため休場、取引再開は19日から。

 香港ハンセン指数は、小幅高。朝方には1%超安となったが、次第に下げ幅を縮小。小幅プラスに回復して引けた。指数の内訳では上げ43、下げ39銘柄とわずかに上昇銘柄数が上回った。不動産五いての新世界発展(ニューワールド・デベロップメント)、電動工具大手の創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)などが上昇率上位。不動産開発の中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド)、水パッケージ販売の農夫山泉股分有限公司(ノンフ・スプリング)などが下落率上位。
   
 豪ASX200指数は続伸。米大幅利下げ観測が下支えとなっている。一方、週末の中国経済指標が弱含んでおり、中国景気動向への不透明感が重石となっている。指数の内訳では上げ100、下げ97、変わらず3銘柄と売買は拮抗している。アルミ大手アルコア、デジタル決済サービスのジップが上昇率上位。バイオ医薬品のテリックス・ファーマシューティカルズ、金鉱山のエメラルドリソーシズなどが下落率上位。ただ、金鉱山の同業であるエボリューション・マイニングは上昇率上位に顔を出しており、金関連はまちまち。

出所:MINKABU PRESS

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