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【市況】米国株見通し:底堅い値動きか、大幅利下げ観測は継続

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時20分現在)

S&P500先物      5,694.25(+3.25)
ナスダック100先物  19,764.50(-2.50)


米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は39ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。


13日の主要3指数は堅調。終盤の堅調地合いでナスダックとS&Pは5日続伸、ダウは297ドル高の41393ドルと3日連続で上値を伸ばした。この日発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は前回から予想を上回り、減速懸念はいったん収束。一方、翌週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)に向け大幅利下げ期待が高まり、幅広い買いが相場を押し上げた。ただ、政策決定を見極めるムードが広がり買い一巡後はやや失速した。


本日は底堅い値動きか。17-18日の連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定を控え、売り買いともに動きづらい。利下げ幅はメーンシナリオの0.25%ながら0.50%への期待は継続し、全般的に売りは抑制されるだろう。今晩発表のNY連銀製造業景気指数が予想通り前回から改善すれば、景気敏感や消費などへの買い材料になりやすい。もっとも、指数は最高値圏で推移しており、重要イベントを前に調整の売りが一段の上値を抑えそうだ。

《TY》

 提供:フィスコ

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