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【市況】ダウ先物は小幅高 PPIへの反応は限定的=米国株

米株価指数先物(9月限)(NY時間08:57)(日本時間21:57)
ダウ先物 40939(+33.00 +0.08%)
S&P500 5565.25(+4.00 +0.07%)
ナスダック100先物 19265.00(-6.00 -0.03%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は小幅高で推移している。先ほど8月の米生産者物価指数(PPI)が発表になり、ダウ先物は発表直後に瞬間的に強含む場面が見られたものの、直ぐに戻しており、反応は限定的となっている。

 前日の米消費者物価指数(CPI)と本日のPPIを経て、来週のFOMCでは0.25%ポイントの通常利下げに留まるとの見方に変化はない。

 9月に入って不安定な値動きが続いているが、前日のダウ平均は大きく下に往って来いの展開を見せていた。チャート的には長い髭を付けた陽線が示現し、買い戻しのサインではあるが、果たして本日のセッションはどうか注目される。

 ワクチンのモデルナ<MRNA>が時間外で大幅安。取引開始前に今後3年間で研究開発費を約20%削減を目指すと発表した。ワクチン販売の不振を受けて収益化への道筋を見つけようとしている。また、損益分岐点に達する目標時期を従来の2026年から2028年に延期した。

 アラスカ航空<ALK>が時間外で上昇。取引開始前に7-9月期(第3四半期)のガイダンスの修正を発表し、1株利益の見通しを大幅に引き上げたほか、有効座席あたり売上高の伸びも上方修正した。

 化学大手のダウ<DOW>が時間外で下落。取引開始前に7-9月期(第3四半期)のガイダンス修正を発表し、売上高見通しを下方修正した。

 アパレルのオックスフォード・インダストリーズ<OXM>が大幅安。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを下方修正している。第3四半期についても予想を下回る見通しを示した。

(NY時間09:07)(日本時間22:07)時間外
アラスカ航空<ALK> 41.12(+1.63 +4.13%)
モデルナ<MRNA> 68.33(-11.18 -14.07%)
オックスフォード・インダストリーズ<OXM> 74.85(-8.81 -10.53%)
ダウ<DOW> 50.24(-0.49 -0.97%)

アップル<AAPL> 222.95(+0.29 +0.13%)
マイクロソフト<MSFT> 422.50(-0.54 -0.13%)
アマゾン<AMZN> 184.69(+0.17 +0.09%)
アルファベット<GOOG> 154.64(+2.49 +1.64%)
テスラ<TSLA> 225.49(-2.64 -1.16%)
メタ<META> 517.00(+5.17 +1.01%)
エヌビディア<NVDA> 117.25(+0.34 +0.29%)
AMD<AMD> 149.20(-0.66 -0.44%)
イーライリリー<LLY> 926.45(+5.56 +0.60%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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