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【市況】アジア株 総じて上昇、中国本土株は軟調

東京時間17:55現在
香港ハンセン指数   17240.39(+131.68 +0.77%)
中国上海総合指数  2717.12(-4.67 -0.17%)
台湾加権指数     21653.25(+622.25 +2.96%)
韓国総合株価指数  2572.09(+58.72 +2.34%)
豪ASX200指数    8075.73(+87.86 +1.10%)
インドSENSEX30種  82398.44(+875.28 +1.07%)

 12日のアジア株は、前日米国市場でのITハイテクの上昇などを好感して総じて上昇。半導体のTMSCの大幅高を受けた台湾加権指数が2.96%高になるなどの動きが見られた。韓国、オーストラリアなどの買いも目立ったが、中国本土株は小幅ながら軟調、その影響で香港は全体がプラス圏も本土関連が売られていた。

 上海総合指数は小幅続落。飲料、通信などの売りが見られ、時価総額が最も大きい酒造会社貴州茅壷酒が下げ寄与度トップ、ワイナリーの山西杏花村、通信会社のチャイナテレコム、半導体のHYGONインフォメーションなどが軟調、エネルギー関連が強く、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、石炭エネルギーの神華能源(シンファエナジー)などが買われている。

 香港ハンセン指数はしっかり。医薬品のウーシーアプテック、ウーシーバイオロジクス、保険会社のAIA保険、電子商取引・食品デリバリーの美団などが買われた。宝飾小売りの周大福珠宝、ビール会社華潤ビールなどが売られている。
   
 豪ASX200指数は反発。情報、エネルギーなどを中心に幅広く買われた。目立ったのはロシアがウランの輸出停止の可能性を示したことを受けた関連株の上昇。ウラニウム探鉱のディープイエローが13.5%高、同業のボスエナジーが10.7%高。

出所:MINKABU PRESS

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