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【材料】バンカメが下落 本日はモイニハンCEOがコンファレンスに出席=米国株個別

(NY時間14:17)(日本時間03:17)
バンカメ<BAC> 38.59(-0.69 -1.75%)

 前日はJPモルガン<JPM>の幹部が英銀主催のコンファレンスに出席し、先行きに慎重な見方を示したことから株価はネガティブな反応を強めていたが、本日は同コンファレンスにバンカメ<BAC>のモイニハンCEOが出席している。

 同CEOは投資銀行部門の四半期業績がウォール街の一部予想を下回る一方、セールス・トレーディング部門は1桁台前半の伸びになるペースだと述べた。7-9月期(第3四半期)の投資銀行部門の収入が前年並みの約12億ドルになると述べた。一部アナリストは15億ドル近い水準を想定していた。モイニハンCEOは、「取引の構成は当社にとってそれほど有利ではない。大丈夫だが、今四半期は減少するだろう」と述べた。

 一方、セールス・トレーディング部門は1桁台前半の増収を予想。数年前に行った債券全般の機能向上への投資と、株式業務の立て直しを強く反映した極めて好調なパフォーマンスだと述べていた。

 全般的なローン需要はまずまずで、残高は約0.75%増加しているが、高金利で引き出しを減らす傾向にある企業もあると説明。預金残高は安定していると付け加えた。

バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>がここ数週間保有株を売却した動機について尋ねられると、尋ねることもできないし尋ねるつもりもないために分からないとコメントした。ただ、バークシャーの保有株はまだかなりの規模だと付け加えた。本日の同銀株は下落。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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