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【材料】トランプ・メディアが大幅安 大統領選TV討論会後に売り強まる ロックアップ期間満了も接近=米国株個別

(NY時間09:45)(日本時間22:45)
トランプ・メディア<DJT> 15.68(-2.95 -15.83%)

 トランプ氏のSNS「トゥルース・ソーシャル」の運営会社であるトランプ・メディア<DJT>が大幅安。前日の現地時間夜にハリス氏とトランプ氏の大統領選TV討論会が行われたが、それを受けて同社株は下落。

 市場はハリス氏がやや優勢だったと判断しているのかもしれない。少なくともバイデン大統領の時のような反応は出ていないようだ。ただ、支持は依然半々で二分している状況に変化はない。

 トランプ・メディアは9月19日に同社の白紙委任契約によるロックアップ期間が終了する。ロックアップ期間の終了により、インサイダー(内部関係者)は保有株式の売却を開始することが可能となり、飽和状態にある市場にさらに多くの株式が流れ込む可能性がある。

 5月中旬には100億ドル近くに達していた同社の時価総額はピーク時から約60%下落し、現在は約37億ドルとなっている。

【企業概要】
 政治的イデオロギーによる差別なく、自由でオープンな発言を実現するためのSNSプラットフォームである「トゥルース・ソーシャル」を運営する。サブスクリプションベースのビデオストリーミングサービスTMTG+による、エンターテインメント・ニュース・ドキュメンタリー・ポッドキャストなどへのアクセスにも取り組む。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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