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【市況】6日の米株式市場の概況、NYダウ410ドル安 米雇用統計受け景気減速懸念

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 6日の米株式市場では、NYダウが前日比410.34ドル安の4万0345.41ドルと続落した。この日の朝方に発表された8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想を下回る伸びとなり、6月、7月分も下方修正された。これを受け、米国の景気減速懸念が強まり、米長期金利が低下。リスク資産である株式の買い持ち高を圧縮する目的の売りが膨らんだほか、ハイテク株への売り圧力が強まった。

 ボーイング<BA>やハネウェル・インターナショナル<HON>、アメリカン・エキスプレス<AXP>が売られ、JPモルガン・チェース<JPM>が軟調推移。ウェルズ・ファーゴ<WFC>が大幅安となった。一方、トラベラーズ<TRV>とマクドナルド<MCD>がしっかり。USスチール<X>が高く、アルガン<AGX>とサムサ―ラ<IOT>が急伸した。

 ナスダック総合株価指数は436.829ポイント安の1万6690.832と反落した。エヌビディア<NVDA>やアルファベット<GOOG>、テスラ<TSLA>が大きく水準を切り下げ、ブロードコム<AVGO>が急落。スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>とモービルアイ・グローバル<MBLY>が下値を探った。一方、ドキュサイン<DOCU>とモンスター・ビバレッジ<MNST>が上伸した。

出所:MINKABU PRESS

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