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【市況】ダウ平均、ナスダックとも下げに転じる 弱いISMきっかけに先行き不透明感も=米国株

NY株式1日(NY時間11:01)(日本時間00:01)
ダウ平均   40455.20(-387.59 -0.95%)
ナスダック   17446.61(-152.79 -0.87%)
CME日経平均先物 37240(大証終比:-710 -1.90%)

 きょうの米株式市場は買い先行で始まったものの、次第に戻り売りが優勢となり、ダウ平均、ナスダックとも下げに転じている。その後、ダウ平均は下げ幅を広げる動きが見られている。

 本日から8月相場に入っているが、先ほど発表になったISM製造業景気指数が予想を下回り、8カ月ぶりの低水準となったことをきっかけに、米株式市場は売りを強めている。米国債市場では、利回りが急低下しており、米10年債は4%を割り込む展開がみられている。

 明日の米雇用統計を前に、米経済の先行き不透明感を示す指標が伝わったこともあり、リスク回避的な雰囲気が市場に広がっているのかもしれない。

 前日のFOMC後のパウエルFRB議長の会見を受けて、市場は9月利下げ開始を確実視しているが、短期金融市場では年内3回の利下げを織り込む動きが出ている。インフレ鈍化もあるが、米景気減速を警戒した動きとも言える。

アップル<AAPL> 220.69(-1.39 -0.63%)
マイクロソフト<MSFT> 422.80(+4.45 +1.06%)
アマゾン<AMZN> 187.37(+0.39 +0.21%)
アルファベットC<GOOG> 173.89(+0.74 +0.43%)
テスラ<TSLA> 224.37(-7.71 -3.32%)
メタ<META> 504.42(+29.59 +6.23%)
AMD<AMD> 136.79(-7.69 -5.32%)
エヌビディア<NVDA> 113.55(-3.47 -2.96%)
イーライリリー<LLY> 824.15(+19.88 +2.47%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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