【材料】ファイザーが決算 通期見通し上方修正 株価は小幅高に留まる=米国株個別
(NY時間09:40)(日本時間22:40)
ファイザー<PFE> 30.76(+0.04 +0.13%)
ファイザー<PFE>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益および売上高の見通しを上方修正した。同社はパンデミック関連の売上が急落の後、投資家からの信頼回復を図っている。新薬のパイプラインがパンデミック関連の急激な減収を相殺できると投資家を説得しようとしている。
同社は5月に2027年末までに15億ドルのコスト削減計画に着手した。これは、今年末までに40億ドルの支出削減するという以前公表された取り組みに上乗せされたもの。経営陣はこれらの目標を達成できると述べている。
同社は昨年、がん領域に特化したシーゲン社を430億ドルで買収し、成長を取り戻そうとしている。シーゲンの医薬品からの売上高はこの四半期に8億4500万ドル増加。シーゲン社のがん治療薬「パドセフ」は予想を上回る3億9400万ドルの売上を記録した。
同社は今月初めに経口の減量薬の開発を進めていると発表。今年中期に開発に着手する予定。
ただ、株価は小幅高に留まっている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.60ドル(予想:0.46ドル)
・売上高:132.8億ドル(予想:130億ドル)
コミルナティ:1.95億ドル(予想:2.17億ドル)
パキロビット:2.51億ドル(予想:2.45億ドル)
イブランス:11.3億ドル(予想:11.4億ドル)
エリキス:18.8億ドル(予想:18.9億ドル)
ビンダケルファミリー:13.2億ドル(予想:11.1億ドル)
エンブレル:1.79億ドル(予想:1.81億ドル)
ゼルヤンツ:3.03億ドル(予想:4.07億ドル)
インライタ:2.52億ドル(予想:2.56億ドル)
・研究開発費(調整後):26.7億ドル(予想:28.3億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.45~2.65ドル(従来:2.15~2.35ドル)
・売上高:595~625億ドル(従来:585~615億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ファイザー<PFE> 30.76(+0.04 +0.13%)
ファイザー<PFE>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益および売上高の見通しを上方修正した。同社はパンデミック関連の売上が急落の後、投資家からの信頼回復を図っている。新薬のパイプラインがパンデミック関連の急激な減収を相殺できると投資家を説得しようとしている。
同社は5月に2027年末までに15億ドルのコスト削減計画に着手した。これは、今年末までに40億ドルの支出削減するという以前公表された取り組みに上乗せされたもの。経営陣はこれらの目標を達成できると述べている。
同社は昨年、がん領域に特化したシーゲン社を430億ドルで買収し、成長を取り戻そうとしている。シーゲンの医薬品からの売上高はこの四半期に8億4500万ドル増加。シーゲン社のがん治療薬「パドセフ」は予想を上回る3億9400万ドルの売上を記録した。
同社は今月初めに経口の減量薬の開発を進めていると発表。今年中期に開発に着手する予定。
ただ、株価は小幅高に留まっている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.60ドル(予想:0.46ドル)
・売上高:132.8億ドル(予想:130億ドル)
コミルナティ:1.95億ドル(予想:2.17億ドル)
パキロビット:2.51億ドル(予想:2.45億ドル)
イブランス:11.3億ドル(予想:11.4億ドル)
エリキス:18.8億ドル(予想:18.9億ドル)
ビンダケルファミリー:13.2億ドル(予想:11.1億ドル)
エンブレル:1.79億ドル(予想:1.81億ドル)
ゼルヤンツ:3.03億ドル(予想:4.07億ドル)
インライタ:2.52億ドル(予想:2.56億ドル)
・研究開発費(調整後):26.7億ドル(予想:28.3億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.45~2.65ドル(従来:2.15~2.35ドル)
・売上高:595~625億ドル(従来:585~615億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース