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【材料】IQVIAが決算受け上昇 通期ガイダンスを上方修正 TAS部門が好調=米国株個別

(NY時間11:44)(日本時間00:44)
IQVIA<IQV> 240.15(+15.58 +6.94%)

 ライフサイエンス業界向けソリューションを手掛けるIQVIA<IQV>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも見通しを上方修正した。

 アナリストはテクノロジー&アナリティクス・ソリューションズ(TAS)部門が好調であったことに勇気づけられたと述べている。「特にTAS部門が粗利益率拡大に寄与したようだ。今回の決算は需要環境の改善を示唆しているとの見方も示している。

(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):2.64ドル(予想:2.57ドル)
・売上高:38.1億ドル 2.3%増(予想:37.9億ドル)
  ・研究開発ソリューション:21.5億ドル 2.4%増(予想:21.5億ドル)
  ・テクノロジー&アナリティクス・ソリューション:15億ドル 2.7%増(予想:14.7億ドル)
  ・契約販売および医療ソリューション:1.72億ドル 2.3%減(予想:1.745億ドル)
・EBITDA(調整後):8.87億ドル 2.7%増(予想:8.839億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):11.10~11.30ドル(従来:10.95~11.25ドル)(予想:11.08ドル)
・売上高:154.3~155.3億ドル(従来:153.3~158.8億ドル)(予想:154.6億ドル)
・EBITDA(調整後):37.1~37.7億ドル(従来:37.0~38.0億ドル)(予想:37.3億ドル)

【企業概要】
 世界でライフサイエンス業界向けに分析とテクノロジーソリューション・臨床研究サービスを提供する。患者のプライバシー保護やコンテンツ管理等の臨床・商業プロセスをサポートするクラウドベースアプリケーションサービス、医療費請求・処方箋・電子医療記録等のデータ保護テクノロジーを提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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