【材料】ベライゾンが決算受け下落 売上高が予想下回る=米国株個別
(NY時間09:36)(日本時間22:36)
ベライゾン<VZ> 39.07(-2.55 -6.13%)
ベライゾン<VZ>が下落。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益は予想通りだったものの、売上高は予想を下回った。固定ワイヤレス・ブロードバンド・インターネットの需要に後押しされ、第2四半期のワイヤレス・サービス収入は3.5%増加したが、予想範囲内であった。ワイヤレス機器は予想を下回っている。
同社は固定ワイヤレス製品に注力しているが、第2四半期の個人向けの加入者純増数は21万8000件と、前四半期から7.4%増加し、法人向けは16万件と、四半期ベースで過去最高を記録した。同社の固定ワイヤレス顧客数は380万を超え、約69%増加した。固定ワイヤレスの伸びは、6月に政府の補助金プログラムが終了によるブロードバンド加入者の全体的な減少を相殺している。
アフォーダブル・コネクティビティ・プログラムは、低所得世帯に対し、ブロードバンド・インターネット・サービスの月額30ドルの割引を提供するものであった。
第2四半期のブロードバンド純増数は39万1000件で6.5%減となったが、固定ワイヤレスと有線製品Fiosの増加に後押しされ、予想の35万4000件を上回った。ただ、Fiosインターネット純増数は2万4000件で、予想の3万8100件を下回っている。Fiosは光ファイバーのインフラ整備に時間がかかるため、現在北東部の9州とワシントンDCでのみ利用可能である。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.15ドル(予想:1.15ドル)
・売上高:328.0億ドル(予想:330.7億ドル)
個人:249.0億ドル(予想:251.6億ドル)
法人:73.0億ドル(予想:73.5億ドル)
ワイヤレス:263.7億ドル 1.9%増(予想:264.2億ドル)
ワイヤレス・サービス:198億ドル 3.5%増(予想:197.9億ドル)
ワイヤレス機器:50.0億ドル(予想:52.7億ドル)
・FIOSインターネット加入者数:2万8000人増(予想:3万8100人増)
・EBITDA(調整後):123.0億ドル(予想:122.9億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.50~4.70ドルを維持(予想:4.57ドル)
・ワイヤレス・サービス売上高:2.0~3.5%増を維持
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ベライゾン<VZ> 39.07(-2.55 -6.13%)
ベライゾン<VZ>が下落。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益は予想通りだったものの、売上高は予想を下回った。固定ワイヤレス・ブロードバンド・インターネットの需要に後押しされ、第2四半期のワイヤレス・サービス収入は3.5%増加したが、予想範囲内であった。ワイヤレス機器は予想を下回っている。
同社は固定ワイヤレス製品に注力しているが、第2四半期の個人向けの加入者純増数は21万8000件と、前四半期から7.4%増加し、法人向けは16万件と、四半期ベースで過去最高を記録した。同社の固定ワイヤレス顧客数は380万を超え、約69%増加した。固定ワイヤレスの伸びは、6月に政府の補助金プログラムが終了によるブロードバンド加入者の全体的な減少を相殺している。
アフォーダブル・コネクティビティ・プログラムは、低所得世帯に対し、ブロードバンド・インターネット・サービスの月額30ドルの割引を提供するものであった。
第2四半期のブロードバンド純増数は39万1000件で6.5%減となったが、固定ワイヤレスと有線製品Fiosの増加に後押しされ、予想の35万4000件を上回った。ただ、Fiosインターネット純増数は2万4000件で、予想の3万8100件を下回っている。Fiosは光ファイバーのインフラ整備に時間がかかるため、現在北東部の9州とワシントンDCでのみ利用可能である。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.15ドル(予想:1.15ドル)
・売上高:328.0億ドル(予想:330.7億ドル)
個人:249.0億ドル(予想:251.6億ドル)
法人:73.0億ドル(予想:73.5億ドル)
ワイヤレス:263.7億ドル 1.9%増(予想:264.2億ドル)
ワイヤレス・サービス:198億ドル 3.5%増(予想:197.9億ドル)
ワイヤレス機器:50.0億ドル(予想:52.7億ドル)
・FIOSインターネット加入者数:2万8000人増(予想:3万8100人増)
・EBITDA(調整後):123.0億ドル(予想:122.9億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.50~4.70ドルを維持(予想:4.57ドル)
・ワイヤレス・サービス売上高:2.0~3.5%増を維持
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース