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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 7月15日版
日経平均は7月後半が戻り高値を付ける準備となる公算も
1. 日経平均は一気に4万0606円まで下げる可能性が出てきた
前回の本コラムでは、 日経平均株価は「7月8日以降に上昇すると、4月19日以降の上昇が全体で5つの波のパターンを形成する可能性が出てくる」と述べました。
5つの波のパターンになる場合、その有力な展開は「7月中旬頃までに3波の終点をつけて、戻り高値を確認した後、7月末頃までの期間で、(2波である)5月20日(高値3万9437円)から5月30日(安値3万7617円)までの下げ幅(1820円幅)と同程度の4波の調整を経過して、8月から9月にかけて5波目の上げの流れへ入る」というパターンだと紹介しました。
現状では、前回のシナリオに沿った展開になることも考えられますが、7月12日に1000円以上の値幅の下げを経過し、下値の目安(4万0606円:7月11日高値4万2426円から5月20日-30日の下げ幅1820円を取る)がすぐ下に位置しているので、目先はすぐに4波目の終点をつけて、7月末にかけて5波目の終点をつける展開も想定しておく必要が出てきました。
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1. 日経平均は一気に4万0606円まで下げる可能性が出てきた
前回の本コラムでは、 日経平均株価は「7月8日以降に上昇すると、4月19日以降の上昇が全体で5つの波のパターンを形成する可能性が出てくる」と述べました。
5つの波のパターンになる場合、その有力な展開は「7月中旬頃までに3波の終点をつけて、戻り高値を確認した後、7月末頃までの期間で、(2波である)5月20日(高値3万9437円)から5月30日(安値3万7617円)までの下げ幅(1820円幅)と同程度の4波の調整を経過して、8月から9月にかけて5波目の上げの流れへ入る」というパターンだと紹介しました。
現状では、前回のシナリオに沿った展開になることも考えられますが、7月12日に1000円以上の値幅の下げを経過し、下値の目安(4万0606円:7月11日高値4万2426円から5月20日-30日の下げ幅1820円を取る)がすぐ下に位置しているので、目先はすぐに4波目の終点をつけて、7月末にかけて5波目の終点をつける展開も想定しておく必要が出てきました。
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