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【材料】ブリンカーが下落 アナリストが投資判断引き下げ ただ、株価は上昇余地ありとも=米国株個別

(NY時間10:17)(日本時間23:17)
ブリンカー<EAT> 69.85(-0.92 -1.30%)

 チリズなどのカジュアルレストランを運営するブリンカー・インターナショナル<EAT>が下落。アナリストが投資判断を「強い買い」から「買い」に引き下げた。ただ、株価はフェアバリューに接近しているものの、まだ上値余地があるとし、目標株価は従来の62ドルから82.50ドルに引き上げている。

 パンデミック前の水準よりも高いバリュエーションを正当化する店舗利益率やバランスシートの健全性はもちろん、見通しの上方修正によって、株価は更なる上昇余地があるという。

 同アナリストは第三者機関のデータを参照し、チリズの既存店売上高が5月に急加速したと指摘。広告、バリュー・プロモーション、ソーシャルメディアへの投稿が功を奏したと分析している。6月にかけての既存店売上高は緩やかになったと思われるが、業界の既存店売上高が横ばいまたは若干の減収の中で、同社は力強いパフォーマンスを維持しているとしている。

【企業概要】
 米国内外にカジュアルレストランを所有・開発・運営・フランチャイズ展開する。ハンバーガー・ファヒータ・リブなどを提供するテックスメックスレストランや、イタリアンレストランを運営する。アプリなどを使用した注文・配達も行う。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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