【通貨】外為サマリー:持ち高調整などから一時160円80銭台に軟化
米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
4日の海外市場のドル円相場は、1ドル=161円28銭前後と前日に比べて40銭程度のドル安・円高で取引を終えた。欧州市場では一時160円95銭まで下押したが、日米金利差を意識したドル買い・円売り需要は根強く下げ渋った。
この日の東京市場のドル円相場は軟調な展開となっている。朝方には161円40銭近辺に強含む場面があったものの、日本時間今晩に発表される6月の米雇用統計を見極めたいとしてドル買いは続かず。重要イベントを控えて持ち高調整のドル売り・円買いが出やすいほか、続伸して始まった日経平均株価が軟化していることも影響し、午前9時40分過ぎには160円82銭まで軟化した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0815ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=174円20銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS