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【材料】アコレードが急落 通期の売上高見通しを下方修正=米国株個別

(NY時間10:32)(日本時間23:32)
アコレード<ACCD> 3.83(-2.56 -40.06%)

 企業の福利厚生ソリューションを手掛けるアコレード<ACCD>が急落。前日引け後に3-5月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字は予想ほど膨らまなかったほか、売上高は予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを下方修正したほか、第2四半期の売上高も予想を下回る見通しを示した。

 アナリストは「同社は成長よりも収益性を優先している。主に利用料によって急成長しているセグメントで顧客獲得コストが高くなり過ぎている」と述べた。

(3-5月・第1四半期)
・1株損益:-0.35ドル(予想:-0.47ドル)
・売上高:1.10億ドル 19%増(予想:1.05億ドル)
・粗利益率(調整後):47.8%(予想:43.9%)
・EBITDA(調整後):-330万ドル 74%減(予想:-1010万ドル)

(6-8月・第2四半期見通し)
・売上高:1.04~1.06億ドル(予想:1.13億ドル)
・EBITDA(調整後):-800~-1000万ドル(予想:-603万ドル)

(通期見通し)
・売上高:4.60~4.75億ドル(従来:4.80~5.00億ドル)(予想:4.90億ドル)
・EBITDA(調整後):+1500~2000万ドル(予想:+1670万ドル)

【企業概要】
 主に雇用主向けに、従業員とその家族の健康・医療・福利厚生のニーズに応えるための、個別のテクノロジー対応ソリューションを提供する。クラウドベースのインテリジェントテクノロジーと、ヘルスアシスタントや臨床医のサポートを組み合わせたプラットフォームは、健康状態の改善とコスト削減を支援する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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