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【通貨】NY為替:米雇用指標や地区連銀総裁発言受けた金利上昇にドル買い

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、158円25銭へ下落後、158円94銭まで上昇し、158円90銭で引けた。米国の5月住宅着工件数や6月フィラデルフィア連銀業況指数が予想を大きく下振れ低下し、ドル売りが一時強まった。一方、週次の新規失業保険申請件数が前回から減少したことや、ミネアポリス連銀総裁のインフレ目標達成には時間を要するとの発言が金利上昇につながったとみられ、その後ドル買いが優勢になった。


 ユーロ・ドルは1.0731ドルへ上昇後、1.0702ドルまで下落し、1.0703ドルで引けた。ユーロ・円は162円75銭から170円32銭まで上昇した。


 ポンド・ドルは1.2694ドルへ上昇後、1.2655ドルまで下落。英中銀は政策金利の据え置き決定も利下げに傾いているとの見方が広がり、ポンド売りになった。ドル・スイスフランは0.8902フランから0.8926フランでもみ合い。スイス中銀の追加利下げを受けてスイスフラン売りが先行した。

《KK》

 提供:フィスコ

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