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【市況】日経平均は213円高、寄り後は上げ幅縮小

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は213円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大きく上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で一時1ドル=155円70銭台と、昨日15時頃と比べ1円50銭ほど円高・ドル安に振れた円相場が、その後、円高一服となったことも株式市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表などのイベントは通過したが、米国では今晩、5月の生産者物価指数(PPI)が発表されることから、これを見極めたいとして引き続き積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を縮小している。

《SK》

 提供:フィスコ

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