【材料】日比谷設は大幅高で上場来高値更新、データセンター向け空調設備で活躍見込む
日比谷設 <日足> 「株探」多機能チャートより
半導体設備投資需要が喚起されるなか、先端製品を扱う日本の半導体製造装置関連メーカーの株価も強く刺激されているが、一方で「データセンター建設(増設)で必須となる空調設備に関する工事需要も今後大幅な伸びが期待できる」(ネット証券アナリスト)とする。東京市場ではこれを買いの根拠に日比谷設に継続的な実需買いが観測されている。同社の25年3月期は営業3%増益の59億円を予想しているが上振れの公算があり、投資指標面でもPER16倍にとどまっており依然として割高感に乏しい。株式需給面では買い残が枯れた状態で上値が軽い点も注目されているようだ。
出所:MINKABU PRESS