【材料】ブルーイノベ:---点検や建設現場用途の拡大で営業損益の黒字化も視野
ブルーイノベ <日足> 「株探」多機能チャートより
ブルーイノベーション<5597>は複数のドローン・ロボットを遠隔で制御し、統合管理するためのデバイス統合プラットフォームであるBlue Earth Platform(BEP)をベースに、点検・教育・物流等のサービスを開発・提供を行う。2023年12月期の各ソリューション売上比率は、点検が49%、教育が24%、物流が21%、ネクストが6%。
BEPは、メーカーや機種が異なる複数のドローン、自律移動ロボットやデバイスを協調・連携させて複雑な業務を遂行させることができる。「動かす」、情報を「集める」「管理する」ことで、ひとつの指示で複数の業務を自動かつ遠隔で遂行させることができる。また環境やドローン、ロボットに合わせた各種センサーと独自アルゴリズムにより、非GPSをはじめ様々な環境でドローンやロボットの自律移動を可能としている。
24年12月期業績は、売上高が前期比42%増の1,795百万円、営業損失は-48百万円(前期-289百万円)を計画している。点検用途の需要が電力・石油化学プラントにて、また人手不足により建設現場でも増加している。更に災害発生やインフラ老朽化により公共インフラ施設の点検需要も増加している。
《NH》
提供:フィスコ