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【市況】日経平均は145円安、寄り後はやや下げ渋り

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は145円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。外為市場で1ドル=156円10銭台と、昨日15時頃と比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの2日間で800円を超す上げとなったことから、目先的な戻り売りや利益確定売りが出やすかった。さらに、自動車の認証不正が見つかったことが日本企業への信頼を損なうと懸念する向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はやや下げ渋っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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