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【市況】パウエル議長の姿勢に概ね変化なし 株・為替とも落ち着いた反応

 日本時間23時からパウエルFRB議長がオランダでのイベントに出席し講演を行っているが、FOMC後の会見で見せた姿勢と概ね変化はなく、株・為替とも落ち着いた反応を見せている。ダウ平均は小幅高で推移しているほか、ドル円は156円台半ばでの推移となっている。

 議長は次の行動が利上げになるとは思えないと述べる一方、金利を据え置く可能性の方が高いとも述べていた。インフレ低下の自信得るまで時間がかかりそうだとの見解も示している。なお、本日の米生産者物価指数(PPI)については、かなりまちまちだったとの見方を示した。

*NY株式14日(NY時間11:12)(日本時間00:12)
ダウ平均   39469.42(+37.91 +0.10%)
ナスダック   16455.60(+67.36 +0.41%)
CME日経平均先物 38400(大証終比:+90 +0.23%)

*米国債利回り
2年債   4.827(-0.034)
10年債  4.467(-0.020)
30年債  4.615(-0.014)
期待インフレ率  2.331(-0.011)
※期待インフレ率は10年債で算出

USD/JPY 156.43 EUR/USD 1.0822 GBP/USD 1.2582

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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