【材料】TIが決算受け上昇 強気の見通しを示す=米国株個別
(NY時間09:51)(日本時間22:51)
テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN> 174.76(+9.29 +5.61%)
テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第2四半期のガイダンスも公表し、産業用および自動車用部品の需要低迷が緩和される可能性を示唆する強気の売上高の見通しを示した。
今回の報告は、顧客が部品の在庫を消化した後に半導体の注文を再開し始めたことが示唆されている。今回のガイダンスは1年以上に渡る売上縮小に続くもの。
同社は半導体メーカーの中で最も広範な顧客基盤を持ち、宇宙用ハードウェアから家電製品に至るまで、幅広い産業で景気の信頼感を占う役割を果たしている。
ただ、アナリストからは「今回の決算は好調だったものの、ガイダンスには相応の回復が織り込まれているため、株価に建設的な見方を示す理由はない」との見方も出ている。
一方、別のアナリストからは「業績と見通しは英雄的とは言えないものの大幅な改善であり、安定性に関するポジティブな指標であった。粗利益率改善は持続的な減価償却費の逆風を考えれば歓迎すべきニュースだ」との指摘も聞かれた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.20ドル(予想:1.09ドル)
・売上高:36.6億ドル(予想:36.0億ドル)
アナログ:28.4億ドル(予想:28.1億ドル)
エンベデッド・プロセッシング:6.52億ドル(予想:7.02億ドル)
その他:1.73億ドル(予想:2.02億ドル)
・営業利益:12.9億ドル(予想:11.2億ドル)
・設備投資:12.5億ドル(予想:12.1億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.05~1.25ドル(予想:1.17ドル)
・売上高:36.5~39.5億ドル(予想:37.8億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN> 174.76(+9.29 +5.61%)
テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第2四半期のガイダンスも公表し、産業用および自動車用部品の需要低迷が緩和される可能性を示唆する強気の売上高の見通しを示した。
今回の報告は、顧客が部品の在庫を消化した後に半導体の注文を再開し始めたことが示唆されている。今回のガイダンスは1年以上に渡る売上縮小に続くもの。
同社は半導体メーカーの中で最も広範な顧客基盤を持ち、宇宙用ハードウェアから家電製品に至るまで、幅広い産業で景気の信頼感を占う役割を果たしている。
ただ、アナリストからは「今回の決算は好調だったものの、ガイダンスには相応の回復が織り込まれているため、株価に建設的な見方を示す理由はない」との見方も出ている。
一方、別のアナリストからは「業績と見通しは英雄的とは言えないものの大幅な改善であり、安定性に関するポジティブな指標であった。粗利益率改善は持続的な減価償却費の逆風を考えれば歓迎すべきニュースだ」との指摘も聞かれた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.20ドル(予想:1.09ドル)
・売上高:36.6億ドル(予想:36.0億ドル)
アナログ:28.4億ドル(予想:28.1億ドル)
エンベデッド・プロセッシング:6.52億ドル(予想:7.02億ドル)
その他:1.73億ドル(予想:2.02億ドル)
・営業利益:12.9億ドル(予想:11.2億ドル)
・設備投資:12.5億ドル(予想:12.1億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.05~1.25ドル(予想:1.17ドル)
・売上高:36.5~39.5億ドル(予想:37.8億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース