【業界】【楽天証券】先物・オプション取引「SOR注文」サービスを5月開始へ
楽天証券は5月をめどに、先物・オプション取引の立会外取引(以下「J-NET市場」)で約定する「SOR注文」のサービスを開始する(※)。これにより、大阪取引所の立会市場の最良気配値と同値または有利な価格で取引が可能になる。
先物・オプション取引における「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文」は、同社の注文マッチングシステム「RクロスⓇ」により、大阪取引所の立会市場の最良気配値と、「RクロスⓇ」で機関投資家から出される最良気配値を比較し、同値または有利な価格で約定可能な場合、J-NET市場で約定することで、価格改善効果が期待できるサービス。
2018年より、国内株式(現物)取引で「SORサービス」を導入しており、最大3つの市場に接続することで、価格改善効果を実現しているという。
また今回、「SOR注文」を利用してJ-NET市場で約定した際の取引手数料として、「J-NET取引手数料」を新設する。立会取引手数料よりも安いため、低コストで先物・オプション取引が可能としている。
なお、同社は、先物・オプションや外国株式(米国・中国・ASEAN)、金・プラチナ・銀の各種取引に伴う手数料の1~2%分のポイントがもらえる「取引手数料ポイントプログラム」を提供している。
■SOR有効時の注文の流れ
(出典:楽天証券)
■先物・オプション取引「SORサービス」概要
■先物・オプション取引手数料(日経225オプション取引を除き1枚あたり、税込)
(出典:楽天証券)
(※)日経225先物(ラージ)、日経225ミニ先物を提供開始。日経225オプション、日経225ミニオプションのサービス開始時期は後日、ホームページなどで知らせる予定。
株探ニュース
先物・オプション取引における「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文」は、同社の注文マッチングシステム「RクロスⓇ」により、大阪取引所の立会市場の最良気配値と、「RクロスⓇ」で機関投資家から出される最良気配値を比較し、同値または有利な価格で約定可能な場合、J-NET市場で約定することで、価格改善効果が期待できるサービス。
2018年より、国内株式(現物)取引で「SORサービス」を導入しており、最大3つの市場に接続することで、価格改善効果を実現しているという。
また今回、「SOR注文」を利用してJ-NET市場で約定した際の取引手数料として、「J-NET取引手数料」を新設する。立会取引手数料よりも安いため、低コストで先物・オプション取引が可能としている。
なお、同社は、先物・オプションや外国株式(米国・中国・ASEAN)、金・プラチナ・銀の各種取引に伴う手数料の1~2%分のポイントがもらえる「取引手数料ポイントプログラム」を提供している。
■SOR有効時の注文の流れ
(出典:楽天証券)
■先物・オプション取引「SORサービス」概要
対象銘柄 | 日経225先物(ラージ)、日経225ミニ先物、日経225オプション、日経225ミニオプション(※) |
対象限月 | 対象商品の全限月 *マッチングしなければ立会市場へ回送 |
取引時間 | 日中立会:8時45分~15時10分 夜間立会:16時30分~翌5時55分 *立会時間外、プレ・オープニング、プレ・クロージング、板寄せでは執行せず |
約定呼値 | J-NET取引の呼値単位は0.1円単位 |
取引チャネル | 「MARKETSPEEDⓇ」「MARKETSPEED IIⓇ」「iSPEEDⓇ 先物OP」 |
■先物・オプション取引手数料(日経225オプション取引を除き1枚あたり、税込)
(出典:楽天証券)
(※)日経225先物(ラージ)、日経225ミニ先物を提供開始。日経225オプション、日経225ミニオプションのサービス開始時期は後日、ホームページなどで知らせる予定。
株探ニュース