市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:一時154円70銭台に上伸、時間外の米金利上昇がドルの支援材料

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=154円68銭前後と前週末の午後5時時点に比べて20銭程度のドル高・円安となっている。

 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円64前後と前日に比べて横ばいだった。イスラエルとイランの対立激化への懸念が和らぐなか、下値では米利下げ観測の後退を背景としたドル買いがみられたが、為替介入への警戒感から上値は重かった。

 この日のドル円相場は朝方に154円50銭近辺まで伸び悩む場面があったものの、その後はドル買い・円売りが優勢となっている。時間外取引での米長期金利の上昇がドルの支えとなっているようで、午前9時50分ごろには一時154円72銭まで上伸した。とはいえ、週末の日銀金融政策決定会合を控えて模様眺めムードが広がりやすく、一段と上値を追う勢いには乏しい。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0654ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0001ドル程度のユーロ安・ドル高とほぼ横ばい。対円では1ユーロ=164円78銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均