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【材料】インテルに期待の声 3月のノートPCの出荷台数が急増との最新データも=米国株個別

(NY時間11:53)(日本時間00:53)
インテル<INTC> 36.58(+0.89 +2.48%)

 インテル<INTC>の株主にとって、今年は最悪の1年の始まりとなっており、半導体ファウンドリー事業が黒字化するまでにどれだけの時間がかかるのかという懸念から、同社株は年初来で27%以上下落している。

 しかし、中には短期的に株価のパフォーマンスが上がると期待しているアナリストもいる。同アナリストは同社株に30日間の「ポジティブ・カタリスト・ウォッチ」を設定し、「中立」の投資判断と40ドルの目標株価も維持した。

 3月のノートPCの出荷台数が2月から44%急増したという最新データを理由に挙げている。先週、調査会社カナリスが第1四半期の世界PC出荷台数を公表し、PC全体では前年比3.2%増、ノートPCは4.2%増だったと報告した。これはパンデミック時のPC需要ブームの後、2年間の落ち込みを経て、2四半期連続で出荷台数が増加したことを意味する。同社は来週4月25日に決算発表を予定している。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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