【市況】米国株安が影響も円安加速が下支え/後場の投資戦略
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均 : 39383.73 (-198.08)
TOPIX : 2741.99 (-0.80)
[後場の投資戦略]
為替が1ドル153円台に入ったことで、政府・日銀による円買い介入への警戒が高まっていることから、株式市場は円安進行を素直に好材料視できない状況と言えよう。今のところ、政府関係者による口先介入に留まっており、為替市場は様子見といったところだが、時間外の米10年債利回りが4.5%台を維持していることから、日米金利差拡大の思惑から円安ドル高がまだ進む可能性はあろう。後場も為替を横目に見た神経質な展開となり、日経平均が切り返すのは難しいと考える。
《AK》
提供:フィスコ