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【通貨】外為サマリー:一時151円50銭台に軟化、対ユーロでのドル売りが波及

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=151円57銭前後と前日の午後5時時点に比べて10程度のドル安・円高となっている。

 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円70銭前後と前日に比べて15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。強い米雇用関連指標を受けて一時151円95銭まで上伸したが、米長期金利が低下に転じるとドル買いの勢いが鈍った。

 日米金利差の拡大が一服するとの見方が広がるなか、この日の東京市場のドル円相場は軟調な展開となっている。米長期金利の低下に伴うドル売り・ユーロ買いで、対円でドル売りが出やすいこともあり、午前9時00分ごろには151円54銭まで下押す場面があった。その後は下げ渋っているものの、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感からも戻りは鈍い。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0843ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=164円35銭前後と同1円00銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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