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【材料】マイクロンが上昇 アナリストが目標株価を144ドルに引き上げ 「ジュニア・サムライ(サムラAI)」=米国株個別

(NY時間09:57)(日本時間22:57)
マイクロン<MU> 126.50(+8.61 +7.30%)

 半導体のマイクロン・テクノロジー<MU>が上昇。アナリストが目標株価を従来の120ドルから144ドルに引き上げた。連休前終値よりも22%高い水準。投資判断は「買い」継続。アクセラレータ市場の上げ潮は同社株にとって、さらなる上昇を意味する可能性を指摘している。

 広帯域メモリ技術の需要は2027年までに200億ドル以上に拡大し、同社の市場シェアは現在の5%以下から20%台半ばに拡大する可能性があるという。

 「アクセラレーションおよびAIサーバーは、エヌビディア<NVDA>とブロードコム<AVGO>をリーダーとする世代交代にある。しかし、アクセラレータ市場は今後3年間で2倍の2000億ドル規模に拡大するため、2番手ベンダーに不安定だが実りある機会が生まれる可能性がある」と指摘。それはマイクロン、マーベル<MRVL>、AMD<AMD>を指しており、この3銘柄を「ジュニア・サムライ(サムラAI)」と名付けている。

 それぞれの「ジュニア・サムライ}は、各リーダーがそれぞれの総市場(TAM)が拡大するにつれて、ジュニア・サムライは収益性の高いニッチを開拓し続けることができるという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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