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【通貨】外為サマリー:一時148円50銭台に上伸、ゴトー日に伴うドル需要を意識

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円45銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭弱のドル高・円安となっている。

 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円33銭前後と前日に比べて60銭弱のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された2月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回ったほか、前週分の米新規失業保険申請件数が予想外に減少したことを受けて一時148円36銭まで上伸した。

 前日に米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが入りやすく、この日の東京市場のドル円相場も堅調な展開となっている。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業などのドル需要も意識され、午前9時40分ごろには148円54銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0877ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円48銭前後と同20銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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